タワー・オブ・テラー
フリーフォール型の絶叫アトラクション。落下時の浮遊感と恐怖のストーリーが特徴。
| タイプ | ライド(スリル系) |
|---|---|
| 所要時間 | 約3分 |
| 最高速度 | 約75km/h(パーク内最速) |
| 落差 | 約20m |
| 身長制限 | 117cm以上 |
| 怖さ目安 | ★★★★★(最高レベル) |
| ファストパス | 対応(DPA対象) |
| 定員 | 1台6名 |
| スポンサー | 第一生命保険 |
プロメテウス火山の内部に広がる、誰も見たことのない世界。19世紀の天才科学者ネモ船長が発見した地底空間を、6人乗りの地底走行車で探検するライドアトラクションです。原作はフランスの作家ジュール・ヴェルヌのSF小説『地底旅行』。科学への情熱と冒険心が詰まった、東京ディズニーシーを象徴するアトラクションです。
美しい水晶の洞窟、不思議に光る生物たち、見上げるほど巨大なキノコの森 — 息をのむ地底世界を進んだその先で、あなたは「想定外の事態」に巻き込まれることになります。
謎の天才科学者ネモ船長は、プロメテウス火山の調査中にドリルで巨大な空洞を発見しました。「マグマ・サンクタム」と名付けられたこの空洞を研究拠点とし、地底世界の探索を進めてきました。ゲストは、ネモ船長が主催する「地底ツアー」に招かれた科学者という設定です。
ミステリアスアイランドのクルーたちの合言葉は「モビリス」「モビリ」。ラテン語で「モビリス・イン・モビリ(変化する要素の中で変化せよ)」を意味するネモ船長のモットーです。これはジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』に登場するノーチラス号の標語と同じもの。キャストにあいさつすると返してくれることがあります。
このアトラクションの体験は、待ち列に入った瞬間から始まっています。むしろ並ばずに乗ると、物語の半分を見逃すことになります。
天井に張り巡らされたダクトは、地底深くに外部の空気を送り込むための装置。「洞窟奥地では酸素が薄くなる」ため、ネモ船長が整備した生命維持システムという設定です。こうした細部のこだわりが、この場所を「テーマパークのアトラクション」ではなく「本当にある地底研究施設」に変えています。
いよいよ地底へ降ります。4基設置された高速エレベーター「テラヴェーター」に乗り込み、地下800mまで一気に降下。耳がツーンとし、足元から風が吹き上がり、窓の外の岩盤が猛スピードで上昇していく — 実はこれ、全て錯覚です。エレベーターは実際には「上に」移動しています。音、風、壁面の映像を組み合わせて「降下している」と脳に思い込ませる演出。この仕掛けに気づいている人は意外と少ないです。
テラヴェーターを降りた先のベース・ステーションで、ネモ船長が開発した6人乗りの地底走行車に乗り込みます。ここからの約3分間は、「美」と「恐怖」のコントラストで構成されています。
突然、地鳴りが響く。「火山活動が発生しました」のアナウンスとともにサイレンが鳴り響き、走行車は本来のコースを外れて未知の領域へ突入します。ネモ船長すら足を踏み入れたことのない、地底のさらに奥深くへ。
火山から飛び出した瞬間、落下が始まるまでのほんの1〜2秒。この一瞬だけ、東京ディズニーシー全体を見渡せる絶景が広がります。昼間は青い海とメディテレーニアンハーバーの街並み、夜はパーク全体のきらめく夜景。怖くて目をつぶってしまう人が多いですが、ここは勇気を出して目を開けてください。この景色のためにもう一度乗りたくなります。
昼に乗ると、火山から飛び出した瞬間の青空と海の景色が爽快。夜に乗ると、地底部分の暗闇演出がさらに不気味になり、飛び出した瞬間はパークの夜景が広がります。同じアトラクションなのに体験の質がまるで違います。できれば昼と夜の両方で乗ってみてください。
DPA(ディズニー・プレミアアクセス)対象アトラクション(1回2,000円)。混雑日はDPAも早い時間に売り切れるため、入園直後に購入を。空いている日に行くのが最も効果的です。混雑予想カレンダーで日程を選びましょう。